2013年02月01日

仕立て箱。

 研ぎで使う仕立て箱を新調しました晴れ
 最近は、売っていないようで、他の地域の研師さんから扱っている所が無いか、と言う事を聞かれ、以前、うちの弟弟子が市内の木工所で作ってもらったと言うのを思い出して、製作を頼み、ついでに自分の分も製作したのでした。
 
 今までの箱は、研ぎ専用の箱では無いものを流用していまして、箱の作りは、とても丁寧で良い物なのですが、金具が付いているのが難点で、金具に刀を当てた事は一度も無いにしても、何とは無く気には成るもので、今回折角なので、私の物も作る事にしました。

 仕立て箱は、上に座布団が置いて有り、仕上げ作業中刀を置く事が出来、また磨き等の作業の時は作業台にも成ります。
 磨き棒、拭いの道具など、色々機能的に納める事が出来るのですが、以前の箱から物を移して、どの様に配置したら一番使い良いか、まだ試し中です。
 
 木工所製作なので、どうも差し物師や箪笥職人が造る様な精密さが無いのが、ちょっと難では有りますが、まあ道具として使う分には、まずまずでしょうね。
 
 もうこれ以上は製作出来ないので、これを作ってくれ、と言う様な御問合わせには対応出来ませんので、御願いします(居ないでしょうけど)^_^;。

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posted by 楽屋 at 21:03| Comment(2) | TrackBack(0) | 道具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月19日

ナルメ台。

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 切先を仕上げる時に使用する、ナルメ台と言う道具です。
 この工程は、下地研ぎと同じ道具で、構えて作業します。
 切り込みが入って弾力が有り、切先の微妙な造り込みに対応できる様に成っています。
 和紙を何枚か重ねて、その上に、一番上質の刃艶を選んで薄くして載せて、研磨します。
 この作業を、ナルメと言って、作業自体をナルメる、などと言っています。
 刃艶と接する面は、当然見えませんから、手元に神経を集中して、結構な緊張感の有る作業に成ります。
 また、下地研ぎの不備が有ると、綺麗にナルメる事が出来ず、下地と仕上げとは、連動して切り離せないものだ、と言う事が実感できます。


 
 
posted by 楽屋 at 17:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 道具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月08日

つぶやきと、道具の名脇役。


ーダ.jpg 今日は、ちょっと私事だが、スリリングな事が有った。
 私は、賭け事の類いは、殆どやらないので、あまり勝負事に熱くなる事は少ないが、今回、とあるオークションで、欲しい物が有り入札したが、中々競り勝てないので、がまんが必要で有った。
 最初、出品を見た時は、かなり安い値段で手に入るのではと思い楽観していたが、最終日の締め切り間際に成ると、値段が思ったより、結構上がって来てしまい焦ったが、欲しいには欲しいので、迷ったが、取り敢えず、入札して競って見る事にした。
 とは言っても、予算の事も有るので、成るべく安く収まればと思っていたが、意外に値が上がって行ってしまったが、取り敢えずは、予算の範囲内で、何とか競り勝ったので、取り敢えずは良かった。
 しかし、懐寂しい時なので、ちょっと痛いは痛いが、先に行って、私の財産に成ればと思ったのでした。
 節約せねば…。

 さて、道具なのですが、これは、脇役と言うか、必要不可欠な物なのですが、ソーダ(水酸化ナトリウム)です。
 水道水などに、これを入れて、ゆるいアルカリ性にして、錆び難くする訳です。
 あまり、強アルカリにする必要は無いのと、強いアルカリでは、手が荒れてしまうので、割と知られている苛性ソーダはなく、洗濯ソーダと言う物です。 
 薬局に売っていて、昔は、名前の通り洗濯に使ったそうで、油等を落とす作用も有るので、手油等が付き易い、刀剣の研磨には向いています。
 それに、多少、水にトロミと言うか、滑り易くなると言うか、そう言う感じになるので、それも良いのです。
 昔は、藁灰を水に混ぜて、その上澄みを使ったそうです。

御刀研磨処 楽屋
posted by 楽屋 at 22:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 道具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする