2020年08月15日

研磨した刀剣の紹介(肥前正廣)

 研磨差せて頂いた御刀の紹介を致します。
 肥前の正廣の刀です。
 正廣は忠吉家の一族で初代、二代が作刀が多いのですが家は明治まで10代続いています。
 受領銘が無いので初代、二代は私には現状判断出来ません。
 南蛮鉄を用いたとの裏銘が有ります。
 南蛮鉄はインドで製鉄された物が南蛮船に寄って輸入され貴重品で有ったので用いた場合添え銘を入れている事が有ります。
 全て南蛮鉄で作った訳では無く和鉄に混ぜて使用したと思われます。

 地鉄は肥前刀の特徴が出ている部分も有りますが南蛮鉄のせいか常より地景が目立ち地沸が付いた強い感じの肌に成っています。
 刃は沸出来でゆったりとしたノタレ刃で刃が冴えます。

 研磨は錆身でしたので荒砥からの作業に成りましたが地鉄の働き等良く出たのではと思います。

 1.jpg

2.jpg

3.jpg

4.jpg

5.jpg

6.jpg

7.jpg

 
posted by 楽屋 at 23:42| Comment(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。