2019年03月03日

研磨した刀剣の紹介(無銘 島田廣助)

 研磨差せて頂いた御刀の紹介を致します。
 大擦り上げ無銘の刀で、島田廣助の極めに成っています。
 廣助は島田義助の子で初代、二代がいます。
 無銘の極めは難しいのですが私見では新刀、古刀期の境目ぐらいの作品かと思います。

 地刃健全で大変に状態が良いですし、切先が延びる堂々とした姿をしています。
 地鉄は地景が激しく複雑に入ります。
 刃文は元は直刃調で先へ行くに従い焼幅を広げてノタレ乱れ、互の目乱れに成ります。
 刃縁は地鉄に連動して良く働きます。
 刃文の雰囲気は郷義弘を意識して作刀している様にも感じます。

 研磨作業は、元と表物打ち辺に錆が有りましたので除去しました。
 元は木ハバキが嵌っていたので生じた錆で見た目より深く、物打ちの錆は小さな物ですが、こちらも見た目より深く取り除くのに稍苦労しました。
 全体に下地研ぎをして前の研磨を取り除き研ぎ直しました。
 地刃、綺麗に仕上げる事が出来たと思います。

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posted by 楽屋 at 23:45| Comment(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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