2018年11月11日

研磨した刀剣の紹介(伊賀守金道 五代)

 研磨差せて頂いた御刀の紹介を致します。
 伊賀守金道の五代目の作です。
 初代の金道は美濃国の兼道の子で他の兄弟と一緒に京に上り大変栄えた一派です。
 伊賀守金道家は日本鍛冶総匠として刀鍛冶の受領は金道家を通さねばならず(形式上、伊賀守金道家の門人に成る)刀鍛冶の名家でした。代を重ねて幕末まで続きます。 
 長兄は伊賀守金道、次兄は来金道、三弟は丹波守吉道、末弟は越中守正俊、一門に近江守久道が居ます。丹波守系は繁栄して大阪にも分家しています。

 この作は伊賀守金道の五代の作で茎に雷除と銘しています。
 この作は長さ2尺5寸も有り、反りが大変深く添樋も有り特別な注文作と思われます。
 刀剣書物等では一括して書かれますが、現物を見ると出来の優れた作品も有り(美濃物、脇物等)書物だけで判断してしまうのは危険な事です。
 この一門では来金道二代三代合作も優品でした。

 この作は、地鉄小板目でやや流れる部分が有り、それに沿って地景入り地沸付き、刃は小沸出来足入り、部分的に互の目が交り地刃優れています。この様な作品は貴重ですので見逃さない様に記憶したいと考えます。

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posted by 楽屋 at 01:29| Comment(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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