2018年07月15日

現代刀職展授賞式 研磨した刀剣の紹介(則重)

 7月13日は日本美術刀剣保存協会主催の現代刀職展の授賞式が有り、東京まで出掛けました。
 以前は、研磨外装技術発表会と言う名称で行われていましたが刀剣博物館が両国に移転したのを機に、作刀部門と同時開催に成り現代刀職展と名称が新たに成りました。
 
 本年も私は、鎬造りの部と平造りの部二部門に出品を差せて頂きました。
 結果は、鎬造りの部が入選、平造りの部が優秀賞でした。
 鎬造りの部の方が力及ばず入選に成ってしまい、折角御貸し頂いた御持ち主様にも申し訳無い気持ちに成りました。
 
 平造りの部の方は幸いに優秀賞を受賞する事が出来ました。
 本年も平造りの部には特賞が出ませんでしたので、優秀賞一席の私の出品が最高位と成り少し面目を施した次第です。

 また、来年も出品して良い成績を得られる様に頑張りたいと思いますので御支援宜しく御願いを致します。

 

 優秀賞頂きました短刀の御紹介を致します。

 則重の二字銘の短刀です。

則重は正宗の十哲として有名な刀工ですが、実際は正宗とは新藤五国光門下の合弟子、若しくは兄弟子と言われており後に越中に移住した刀工です。相州伝をより激しく表した作風で、この作品も地鉄やや肌立ち地景太く入る松皮肌に成り荒目の地沸激しく付き、刃は沸出来で刃中金筋、二重刃掛かり複雑な働きが有り刃縁良く冴えます。

研磨作業は地刃柔らい割に粘りが有り、地鉄の働きを出すのも簡単では無く中々気苦労が多かったです。

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posted by 楽屋 at 22:46| Comment(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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