2017年12月10日

研磨した刀剣の御紹介(直江志津)

 研磨作業を差せて頂いた御刀の紹介を致します。
 直江志津の古極めが有る御刀です。地刃に相州伝が強く志津系の特徴を良く表しています。
 大擦り上げ無銘で樋と添え樋が有ります。
 直江志津は兼氏(志津)の後裔、一門の刀工の総称で在銘は少なく大擦り上げ無銘が多いです。

 この御刀は地鉄は地沸良く付いて所々沸が固まり湯走りに成り地景が細かに入り強い鉄です。
 刃文は互の目に尖り刃を交えて沸が強く刃中働き多く明るく冴え、切っ先は殆ど一枚帽子に成ります。
 地刃共に優れた作品です。

 研磨作業は古研ぎで錆も有りましたので、備水砥で錆を取り形を整え、内曇砥を良く引き地艶を良く効かせて地鉄の働きを出すように心掛けました。
 刃文は尖り刃が交るので刃取りが難しいので注意して作業をしました。
 地鉄の働き、刃文共に良さを引き出せる研磨が出来たと思います。

 hp7.jpg
hp8.jpg

hp2.jpg

hp1.jpg

hp3.jpg

hp4.jpg

hp5.jpg

hp6.jpg



 
 
posted by 楽屋 at 22:18| Comment(0) | 日本刀研磨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。