
さて折角関西へ来たので一泊する事にしました。流石都会なので、この前の富山のビジネスホテルや駐車場よりかなり高めですね。土曜日夜なので中々空も無かったです。
次の日は朝から大阪城へ行きました。
一応城好きと言っているからには目の前の大阪城へ行かない訳にはいきません

朝方雨が降ったので以上に蒸し暑く成りました。日曜なので人が多いです。と言うか八割方中国人の様です。大阪城は人気が有るのでしょうかね?
大手門を入り二の丸に行きます。石垣の石がデカい

城の事を好きな人なら誰でも知っている事ですが、現在の大阪城は徳川氏に寄って再建されたものなので、豊臣氏の時代の物は建物は勿論石垣に至るまで一切有りません。
秀吉の時代の地面は現在の城の下に埋まって居るので、一部発掘されているみたいです。
本丸に入ります。今は石垣しか残って居ませんが往時は三重櫓を建て並べそれを多門櫓で繋ぐと言う鉄壁の守りの本丸でした。
天守は早くに落雷で焼失して、現在の天守閣は昭和の再建ですが、戦前の建物ですでに古いのでこれ自体文化財的側面が有ります。
さて再び本丸を出て、二の丸から本丸の石垣を眺めつつ歩き、二の丸から城外へ出て二の丸の壮大な石垣を眺めつつ大阪城を後にしました。

大手門を入る。

極楽橋を渡る。

二の丸の石垣。
折角なので、すぐ近くの仁徳天皇陵へ行きました。正面の拝所と鳥居の所までしか行けないので全体像が分かり難いですね。。もう少し近づけて内側の一番広い堀が見れればより壮大さを実感できるのかも知れません。拝所から見ると鬱蒼とした小山と言う感じですが人力でこの山を作った労力の凄さは感じました。

仁徳天皇陵。
さて、これからは大阪を後にして京都の石原砥石さんへ向かいます。
以前連れて来てもらい行った事は有りましたが、一人で行くのは初めてです。
折角関西まで来たので是非とも行きたかったのです。ここは刀の研磨で最重要の砥石の内曇砥を採掘販売している所で、その他の天然砥石も有ります。
覚悟はしていましたが、かなりの山奥でスマホのナビだけが頼りで車もすれ違え無い様な山道を進んで行きます。途中開けて集落が有ったりします。
その一番奥まった所の集落に有ります。少し道を間違えて進んでしまい道が狭くて切り替えせず往生しましたが、どうにか辿り付きました。
写真を撮れば良かったですが取り忘れてしまいました。。
色々見せては貰ったのですが、予算の関係が有るので刃砥と地砥を一個づつと鳴滝砥と内曇砥の木端を少々購入しました。折角来るからには、もう少し予算が有れば良かったのですが、まあ初期の目的は達成して良かったです

帰り道は行きと違う道を通り嵐山の方へ行きましたが、行きより更に険しい道で途中道を間違えているのか、と言う恐怖感にとらわれましたが、どうにか無事に嵐山へ出れました。

山道を抜けると広がる田園。
色々お金を使いましたがオフ会にも行けたし、お城も見て砥石も買えたので行って良かったです。

購入した砥石。右から刃砥、地砥、鳴滝木端、内曇木端。
砥石屋さん遠かったようですね。
知らない山道を一人で走ると、どうしても不安になりますよね^^;
砥石屋は京都の山奥で行くのは大変でした。
ただ、季節が良いのでドライブと思えば快適でしょうか。