2019年01月31日

赤羽刀

 ご無沙汰して下ります。
 新年明けたと思ったら、もう二月に成ります。早いですね
 一月は色々忙しく、長い間御預かりしてしまった御刀を御納めして、赤羽刀、もう一振り脇差の研磨を、と思って居たのですが月の半ばぐらいに体調が悪く成ってしまい、一応胃腸風邪と言う事で詳しく調べませんでしたが寒気なども有りましたのでインフルエンザだったのかも知れず、暫く不調で作業も予定より捗りませんでした。。
 
 赤羽刀は月末納期ですので何とか納める事が出来て良かったです。
 早速、関鍛冶伝承館に展示されましたので機会が有れば御見学下さい。
 
 赤羽刀は戦後、進駐軍に接収された刀剣で一時東京都の赤羽に保管されて居たのでこの名称が有ります。
 保管状態が悪かったので多くは錆身に成っています。
 一部は元の所有者に返還されたのですが、多くは持ち主不明で所縁の市町村に譲渡し修復保管される事に成りました。
 関市にも約400振りぐらい譲渡された様で順次修復作業をしています。

 地鉄は細かく詰んで底にユッタリと大肌が沈み、地沸良く付き細かい地景入り精美です。刃は小沸出来で部分的に二重刃に成り、一部に互の目が有ります。
 無銘、錆身で美濃伝と言う事で関市に譲渡された訳ですが研磨後だと極めはどうなるのでしょうか?
 細身で地刃、一見京物を思わせる作ですから、関伝の来写しと言うのが第一の候補かも知れません。
 短刀で来写しの関伝はたまに有りますが長い物は珍しい気がします。

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posted by 楽屋 at 22:18| Comment(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする