2017年12月02日

刀剣研磨外装技術発表会の授賞式に行って来ました。

 12月1日に開催された刀剣研磨外装技術発表会授賞式に参加して来ました。
 今年は、鎬造り、平造りの両部門で努力賞を頂きました。

 本年からは両国の新刀剣博物館での開催に成りました。
 新しい博物館は両国駅西口を出て5分程の場所で国技館の隣の安田庭園内に有ります。
 庭園の入り口から入れる様にも成るそうで、そうなると更に駅からのアクセスも良く成ります。 
 近くには相撲博物館、江戸東京博物館(現在は改装休館中です)も有り観光するにも、とても良い場所です
 まだ、展示室は開館前で入れませんでしたが、ロビーや売店も広く成り庭園の見える休憩室も有り、とても綺麗で洗練された建物です。

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 前日には受賞作品を鑑賞する勉強会が有り、じっくりと拝見を差せて頂きました。
 今後の研磨に活かしたいですね。
 終了後は池袋に行きワインも沢山飲んで、とても楽しい時間を過ごしました

 授賞式は厳粛な雰囲気の中行われました。
 授賞式の後には記念写真を撮って頂いたり賞状を頂いたりしました。
 やはり、一人づつ賞状と記念カップを頂ける特賞を、来年はまた受賞したいなと思いました。
 研磨出品に御協力頂ければ幸いです。
 その後は、研ぎ師の方達と懇親会をして楽しく過ごしました
 また、来年に向けて研磨の事を見つめ直して技術の向上をして行こうと決意致しました。

 1月19日からは刀剣博物館で新作刀剣の受賞作と合わせての展覧会が開催されます。
 お出かけ下さりますと幸いです。

 現代刀職展 -今に伝わる「いにしえの技」

 
 
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2017年12月10日

研磨した刀剣の御紹介(直江志津)

 研磨作業を差せて頂いた御刀の紹介を致します。
 直江志津の古極めが有る御刀です。地刃に相州伝が強く志津系の特徴を良く表しています。
 大擦り上げ無銘で樋と添え樋が有ります。
 直江志津は兼氏(志津)の後裔、一門の刀工の総称で在銘は少なく大擦り上げ無銘が多いです。

 この御刀は地鉄は地沸良く付いて所々沸が固まり湯走りに成り地景が細かに入り強い鉄です。
 刃文は互の目に尖り刃を交えて沸が強く刃中働き多く明るく冴え、切っ先は殆ど一枚帽子に成ります。
 地刃共に優れた作品です。

 研磨作業は古研ぎで錆も有りましたので、備水砥で錆を取り形を整え、内曇砥を良く引き地艶を良く効かせて地鉄の働きを出すように心掛けました。
 刃文は尖り刃が交るので刃取りが難しいので注意して作業をしました。
 地鉄の働き、刃文共に良さを引き出せる研磨が出来たと思います。

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